"不屈の睡蓮"
Kate Lotus
異名は「不屈の睡蓮」。 泥の中から美しく咲く蓮の花を、 彼女は自分の生き方に重ねる。 ケイト・ロータス。 リングネームは本名の「恵音(けいと)」に由来し、 好きな蓮の花から「ロータス」を名乗る。 1998年生まれ、 兵庫県尼崎市の出身だ。 意外にも、 その原点は闘争心とは遠い。 5歳から始めた糸東流空手は、 組み手ではなく「型」。 西日本大会優勝、 全国ベスト8の実力を持ちながら、 幼い頃は喧嘩をするとすぐ泣く子だった。 12歳から2年続けた柔道も中学3年で辞め、 そこから先は「何ひとつ胸を張れる生き方をしていなかった」と、 自らの空白期を厳しく振り返る。 転機は、 痛みとともに訪れた。 母が子宮体癌を患う。 当初は切除で治るはずが、 リンパへ転移し、 ほぼステージ4まで進行していた。 それでもやるべきことを淡々と実行する母の姿に、 彼女は打たれる。 「自分も、 まっとうに生きるべきだと思った」。 生活を立て直してボディビルの大会に挑み、 その減量で叩いたミットの感触が、 忘れていた熱を呼び覚ました。 ジム代表の「センスがある、 本格的にやってみないか」の一言に応え、 2020年4月、 22歳でMMAを始める。 同年12月、 DEEP JEWELS 31でプロデビューし、 いきなり一本勝ちを収めた。 KING GYM KOBEからフリーへ。 フライ級からストロー級、 そしてスーパーアトム級へと居場所を探しながら、 MMA通算10勝8敗を刻んできた。 2024年、 超RIZIN.3でRENAに敗れてRIZINの舞台を知り、 その後は韓国、 地元関西と白星を重ねる。 だが勝ち星の多くは判定。 決定力への渇望が、 静かに胸で燻っていた。 2026年8月11日、 RIZIN.54。 長くラブコールを送り続けてきたNOELの挑発に、 ついに応える。 「この2カ月間、 死ぬ気で練習して、 ちょっと黙らせたろうかな」。 狙うは、 自身にとって価値ある一撃での決着だ。 「記念すべきKO・TKOは、 NOEL選手に受けてもらおうかな」。 遅れて咲いた睡蓮が、 泥をはね返して初めての大輪を狙う。
※ 編集部が AI 下書きを校正のうえ公開しています
8月11日 RIZIN.54 (お台場) vs NOEL (女子スーパーアトム級 49.0kg)
対戦相手
NOELNOEL
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