Yuna Mokudai
2002 年 11 月 7 日生まれ。新極真会 東京城南川崎支部所属。女子軽重量級。2020 年に公開された稽古動画が 470 万回再生を記録し、「高速パンチ女子高生」として競技の外にも名が知られた存在である。 実績は動画の話題性を裏切らない。第 13 回全世界空手道選手権 3 位、第 1 回 WFKO 世界大会準優勝、第 1 回アジアフルコンタクト空手大会 女子軽重量級優勝。世界の表彰台に立ち続けてきた。 そして 2026 年 5 月 31 日、JFKO 第 10 回全日本。決勝で世界王者・網川来夢と最終延長までもつれる激闘の末、5-0 で悲願の一般全国大会初優勝を果たした。速さで名を売った選手が、延長を戦い抜く土性骨で頂点を獲った試合だった。網川との「世界王者 vs 高速パンチ」の対決は、これから何度も観ることになるライバル戦である。
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10月10-11日 新極真会 第58回全日本 (東京体育館) 女子無差別級にエントリー
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アイおはようございます。「ゴングが鳴るまでの人生ー生きざま伝ー」第5回です。今回は新極真会の目代結菜。10月10日と11日、東京体育館の第58回全日本空手道選手権に、女子無差別級の第3シードで登場する23歳です。
ベンはい。おととしの全日本で準優勝、去年は3位。そして今年5月には、流派を超えたJFKO全日本の軽重量級で初優勝しました。
アイ「高速パンチ」という言葉で知られている人ですよね。
ベンそうです。高校3年生だった2020年、YouTubeの武道チャンネル「黒帯ワールド」に出た動画が470万回再生されて、イーファイトは「高速パンチ女子高生」という見出しを付けました。当時の本人の言葉が「空手世界一のリケジョを目指したいです」。化学の先生になりたいと語っていた高校生です。
アイでは、生まれから。
ベン2002年11月7日生まれ、神奈川県出身。新極真会 東京城南川崎支部の所属で、身長168センチ。
ベン空手を始めたのは小学1年生、6歳のときです。きっかけは、小学生になったら何かスポーツをさせたいと考えたお母さん。テニスや弓道も見学したうえで、空手を選んだそうです。
ベンただ、最初から組手ができたわけではありません。2019年、初段の昇段レポートにこう書いています。「最初は相手を殴ったり蹴ったりすることに抵抗があり、なかなか組手ができなかったのを今でも覚えています。」
ベン2025年の弐段の昇段レポートでは、こうです。「それでも世界を目指して稽古するこの日々は、私にとってかけがえのない青春です。」
アイ鈴木未紘との関係を聞かせてください。2歳下、21歳の絶対女王ですよね。
ベン目代さんは2022年の全日本前、公式インタビューでこう言っています。「全関東大会であらためて感じたのが鈴木選手の体の強さです。ひたすら技を出しますし、圧力もずっとかけ続けられるので、そこはすごい強みだと思います」
ベンその第54回全日本は準々決勝で敗れて、敢闘賞。優勝は鈴木未紘でした。
ベン翌2023年10月、東京体育館の第13回全世界選手権。準々決勝を4-0で勝ち上がって、準決勝で鈴木未紘と当たります。本戦は0-0。延長の終盤に下段廻し蹴りを連発した鈴木選手に3-0で敗れました。3位決定戦は藤原桃萌に延長4-0で勝って、世界大会3位です。
アイそして2024年の全日本決勝。
ベン第56回全日本、2024年10月。準決勝は網川来夢と本戦、延長は0-0。再延長は目代選手に1本で決まらず、体重判定でも差がつかず、最終延長4-1で初めて決勝に進みました。
ベン決勝の相手は鈴木未紘。本戦は鈴木選手に旗2本、延長は0-0、再延長は目代選手に1本、鈴木選手に2本。体重判定でも決まらず、最終延長で下突きと下段廻し蹴りを軸に攻めた鈴木選手が5-0。目代さんは準優勝でした。
ベン試合後、本人は鈴木選手に敗れたのはこれで3回目だと明かしています。いつも接近戦に持ち込まれて負ける。自分の本来の間合いは手を伸ばしたストレートの距離で、もっと接近戦の対策が必要だ、と。
ベン1年後、その決勝をこう振り返っています。「鈴木選手との決勝戦は最終延長まで闘って、優勝できる可能性があると感じられた大会でした」
アイ2025年は世界大会がありました。
ベン6月1日、第1回WFKO世界大会。軽重量級の決勝で網川来夢と対戦して、ラスト30秒に突きが相手の顎をかすめて注意1。再開後にもう一度顎に当たって、注意2。注意2を取られて判定0-5、準優勝でした。
ベン本人の言葉です。「大舞台でああいう反則をしてしまって、対戦した網川選手に申し訳ないです。」本当に悔しい負けだったと言い、指導者から、一旦落ち込んでまた踏ん張ればいい、落ち込んだときのしゃがみが深いほど次に高く跳べる、と言われて気持ちを切り替えたそうです。
ベン同じインタビューで、鈴木未紘についてはこう言っています。「鈴木選手とは関東合同稽古で週に1回組手をしているんですけど、去年の全日本より強くなっているなと感じています。」
ベンそして「優勝して恩返しがしたいですね」。自分のことだけでなく、長く支えてくれている人たちに結果で返せていない、という言葉でした。
ベン同じインタビューには、こんな一言もあります。「でも、もういい加減勝ちたいです。」
ベン迎えた第57回全日本は、準々決勝を本戦4-0で勝ち、準決勝で藤原桃萌に延長で敗れたあと、3位決定戦で網川来夢に本戦1-0のあと延長5-0。3位です。優勝は鈴木未紘で、3連覇でした。
アイ今年に入って、ようやく。
ベンええ。2026年5月31日、第10回JFKO全日本の女子軽重量級決勝。相手はまた網川来夢です。本戦は網川選手に1本、延長は目代選手に1本で決まらず、再延長で回り込みながらのパンチとロー、ハイキックを当てて判定5-0。JFKO全日本での初優勝でした。
ベンテレビにも出ています。去年の大晦日にはTBSの「大晦日オールスター体育祭」に出演しました。
アイそして第58回。
ベン9月1日に、新極真会が組み合わせを発表しました。
ベン女子無差別級は32名。鈴木未紘が第1シード、目代結菜は第3シードのひとりです。3度敗れた相手と当たるとすれば、山の反対側、決勝です。
ベン手を伸ばした距離の高速の突きと、課題だった接近戦。世界を目指す日々を「かけがえのない青春」と呼ぶ23歳の答え合わせが、第58回の最終日、東京体育館です。
アイ目代結菜、全日本初優勝への挑戦は10月10日・11日、第58回全日本空手道選手権です。当サイトでは大会当日、注目選手の勝ち上がりを随時お伝えします。ベンさん、ありがとうございました!
ベンありがとうございました。
この選手が 関わる AI 音声番組 (試合前 / 試合後 / 生きざま伝、 host アイ × ベン)。